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「TUNEDiD スタジオツアー」前編:スタジオの特徴

 

「モーションキャプチャー」の撮影・映像制作を行っている「TUNEDiD スタジオ」。そんなスタジオでは、一体どんな撮影が行われているのか。前編・中編後編に渡って、弊社モーションキャプチャースーパーバイザー・富永の説明のもと、その様子をレポートします。

 

 

機械にも人にも配慮した“環境づくり”

 

 

大人数を収容できる広さと、天井が高い「TUNEDiD スタジオ」。元々は別の用途でスタジオを探していたが、この環境を見て“モーションキャプチャースタジオとして使おう”と決めた。

 

「大人数のモーションキャプチャーを同時に撮影できますし、これくらい高さがあると、ワイヤーアクションなどの高低差がある表現をデータに取ることができます。特に、天井の高さはこのスタジオの大きな特徴だと思います。」(富永)

 

   

トラスを使って足元から上空まで設置されたカメラの数は、現在54台。当初は30台からスタートし、大人数の撮影などに対応するうちに、次第に現在の数になった。

 

   

 

また、撮影工程である「撮影の数時間前にカメラをヒートランさせる」という作業には、スマートフォンから電源を操作できるシステムを導入している。あらかじめタイマーも設定できるので、この作業のために何時間も前に来る必要がなくなり、作業効率が上がった。

 

 

また、ウレタンが入っているスタジオの床にもこだわっている。吸音性はもちろんのこと、実際にモーションキャプチャーの動きをする演者さんたちへの配慮もある。

 

  

 

「ダンスなどを撮影する時や、倒れるアクションがあるときでも体を痛めないように配慮しました。また、滑りすぎず、止まらなすぎない素材を選んでいます。」(富永)

 

撮影は“アクターファースト”とも語る富永。データを取ることだけを優先せず、モーションキャプチャーの演者さん達が気持ちよく演技ができるような環境づくりにもこだわっている。

 

今回は、整った設備と様々な配慮が詰まったTUNEDiD スタジオの環境をレポートしたが、中編では撮影で使用する独特な小道具について紹介する。

 

中編へ続く。